2021年02月04日
これからの新時代をサバイブ!「宿命の大統領」と「パーク100日構想」
これからの新時代をサバイブ!「宿命の大統領」と「パーク100日構想」

「おはようございます」

「オレンジパークは、
まだオープンから間もないですが
新型コロナの影響でみなさんと同じように、
たくさんの苦難を経験してきました。

今日は、みなさんに新たな幕開けを宣言します。
アメリカの大統領は就任から100日間で、
4年間の政策を表明し、評価されます。

オープンからまもなくの休園で、
今回その機会がありませんでした。
そこで時計の針を巻き戻させてほしいのです。

私たちの100日間は、今からです。

今後の数週間で、オレンジパークの政策を
発表させていただきます。

〝クリエイターのサードプレイス〟としての企画や設備の拡充、街のゴミ拾い活動、多彩なオンライン配信、まちライブラリー化計画、飲食営業の本格化、メディアの強化、学びのあるワークショップの開催、オリジナルグッズの制作と販売…

この課題の量なので、運営メンバー全員に掛け合い、クリエイターの垣根を超えてパークを第一に考えたい。

もちろん、感染症対策の徹底と安心・安全の確保が大前提です。

さらに、みなさんの意見をしっかりと反映できるよう、いつか対話集会を開いてみたいなとも思っています。ぜひ、議論に加わってもらいたい。

みんなで
よりよいパークづくりをしましょう!」

(拍手喝采)

・・・

いきなり仰々しく、失礼しました。
海外ドラマ「サバイバー: 宿命の大統領」
シーズン1第15話「100日構想」の大統領演説のオマージュでした。
(GIMA☆園長が話した言葉ではありません)

新時代をサバイブする!「宿命の大統領」の挑戦と誠意


(c) 2016 Designated │ Financing, LLC and ABC Studios. All rights reserved.

このマガジンの更新がはじまって以来、パークの基礎情報やビジョンにまつわるお話が軸になっていたので、このあたりでひとくぎりつけるために、決意表明チックな冒頭にしてみたくなったのです。

まず、冒頭でオマージュした「サバイバー 宿命の大統領」について簡単にご紹介します。

このドラマは、大統領のほか内閣、議会、FBI長官…とアメリカの偉い人がみんな集まって、これからの政策方針を表明する一般教書演説というタイミングがあるのですが、そこを狙った爆破テロでリーダーたちが全滅。「やばいよ、アメリカ!」という、衝撃的なオープニングで幕を開けます。

主人公のカークマンは、大統領に何かあったときの「指定生存者」として待機していたら、みんな死んでしまったので、テロの恐怖が冷めやらぬ中で突然、大統領に就任。継承順位でいうと、補欠の補欠の補欠の補欠…ぐらいの重役でもない官僚だったため、本人も家族も国民もびっくり。「誰だよお前!」「どうなっちゃうの、アメリカ!」という逆境を、彼の実直さで国民の信頼を得ながら、共に乗り越えていくストーリーです。
カークマン大統領は、ドラマ「24」シリーズのジャック・バウワーでおなじみ、キーファー・サザーランドが演じています。(ちなみに、このドラマの放送開始は2016年。共和党候補にドナルド・トランプに決まるかというタイミングだったそうで。そう思うとなお、おもしろいのです

Netflixでも配信がありシーズン1“は”おもしろいので、お家時間のお供にぜひおすすめです。
(ぼくのちょっとした感想、興味ある人はコチラ
気が向いたら更新しているFilmarksです)

さて、宣伝をしたかったわけではなくですね。
このドラマをみていた時に、いまのパークと少し重なるなと思ったのです。

カークマン大統領と同じように、わたしたちもいま、あたたり前があたり前でなくなってしまった未曾有の逆境の中で、ウイルスという脅威と戦いながら、日常を取り戻すために力を合わせていく、新時代の最中にいるのだと思います。

ウイルスと戦わなければいけない(カークマンの敵はテロ)。同時に、安心・安全へを確保しなければいけない。働いたり、学校に通ったり、社会で生活しながらも家族との日常もある。守りたい、失いたくないものばかりの中で、なにを第一とすべきか。選ばなければいけない状況の連続にうんざりする…。あまりにも、僕たちの今と、似ていやしませんか?

そんな日々の中で、国民のために私利私欲を捨て、歩みを止めずに前へと進み続けるカークマン大統領の誠実さ。これまでの悪しき慣習は捨て、柔軟かつ大胆に新しいことに次々と取り組む挑戦心、熱意には「よっ!大統領!」と声をあげたくなります。このスタンス、見習わなければいけないなぁと。

原点回帰!ここから100日間が勝負です


ぼくたちはだれかのリーダーではないし、アメリカ合衆国と、オレンジパークではスケールが違いすぎますが。アメリカ村の隅っこにあるいち公園を管理している者として、この場所と、この場所にこれまでもこれからも関わりあって行くひとたちのことを想いながら、一歩一歩、確実に、丁寧に歩み続け、ひとつでも多くの願いを実現して…。クリエイターにとって、社会にとって、よりよい環境や企画・制作を、つくっていかなければいけないなと、思ったりしたわけです。

課題は山積みですが、カークマン大統領と同じように、ひとりでなく、みんなとなら乗り越えられるはずだと信じています。

「ルーズベルト大統領は、100日で76法案を可決。
その3分の1でも達成できれば、
我々の政権は不死鳥となれる」と、言いました。

これまでのマガジンで、オレンジパークは「クリエイターのサード・プレイス」として。ひと、カルチャー、学び、新しい自分などさまざまな「出会い方」を変えていく、と目指すべき方針を表明してきました。

その上で、今日からの100日は、どれだけあたらしいイベントや配信、サービスなんかを実現していけるかが勝負となります。

「よっ!オレンジパーク!」「さすが!私たちのオレンジパーク!」と賑やかしていただけるように、日々、ワクワクするご報告ができるよう誠心誠意をもって、居心地のいいけど刺激的な場所づくりにつとめてまいりたいと思います。

まずは…
「マガジンを、月・水・金の定期更新!」
「月・水・金!」
「ほぼ月・水・金!」
「定期更新!」
「更新!」
(自分に無理なくと言い聞かせました)


さて次回は、パークがやたらと繰り返す「キャッフェ」の雰囲気が伝わる映画の紹介か、近隣のおすすめスポットでも紹介します。
それでは、また



文/大西健斗


【DATA】
「サバイバー: 宿命の大統領」
原題:DESIGNATED SURVIVOR
製作総指揮:マーク・ゴードン
出演:キーファー・サザーランド、エイダン・カント、イタリア・リッチ、
カル・ペン、マギー・Q、ナターシャ・マケルホーン
シーズン1・2016年/アメリカ/英語/全21話
(c) 2016 Designated │ Financing, LLC and ABC Studios. All rights reserved.

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