2021年01月27日
オレンジパークって、どんなとこ?パークの目指す「クリエイターのサード・プレイス」とは
オレンジパークって、どんなとこ?パークの目指す「クリエイターのサード・プレイス」とは

パーク開園から2年目を迎えたとはいえ、「どういう場所?」「なにができるの?」とよく聞かれます。場所としては、「コワーキングスペース」「イベントスペース」「コミュニティスペース」「ギャラリー/アトリエ」といったジャンルに当てはまるかもしれませんが、幅ひろすぎてピンとこない。「なんでもできる」といえば、できちゃいます。けど、よけいにイメージが湧かない…。ということで、今回は「オレンジパークはどういう場所で、なにができるのか」を、あらためてご紹介したいと思います。

【パークができるまでのあらすじはコチラ】

オレンジパークは【クリエイターのサード・プレイス】でありたい


前回の記事で、オレンジパークは【クリエイターのサード・プレイス】を目指し、「クリエイターの出会い方」を変えていきたい、というお話をしました。パークにいけば新しいカルチャーと出会える。刺激的なクリエイターと出会える。ものづくりを通して、新しい自分の可能性に出会える…など明日からワクワクするような、さまざまな出会いをつくっていきたいのだと。

「サード・プレイス」というのは、自宅でも職場や学校でもない自分にとって心地の良い時間を過ごせる、第三の居場所といった感じでしょうか。「スターバックス」なんかがコンセプトに掲げていたりします。休憩したり、本を読んだり、勉強したり、仕事をしたり、おしゃべりしたり。開放的な雰囲気で、居心地がいいからこそ好きなことに夢中になれたり、自分らしさを解放できる。それぞれ目的がちがう、いろんな人たちが共存できている。その場所ならではの色があって、人がいる。そんな風なところが、「サード・プレイス」といわれています。「オレンジパーク」は、クリエイターにとって居心地のいい時間を過ごせる場所でありたいのです。

じゃあ「クリエイター」って、なんなのさ。自分は、クリエイターという職種にあてはまらない。別になにかをつくっていたりはしない。だから、なんだか場違いなんじゃないか。たしかにどこか、カタカナでこしゃまっくれた言葉にも聞こえます。自分には当てはまらない言葉と思われる方もいるかもしれません。

オレンジパークとしては〝みんなクリエイター〟というスタンスで、この言葉を使っています。なにかやってみたいことがあったり、好きなこと、気になることがあって、それをやってみたならもうクリエイター。なにか形のあるものをつくるだけでなく、空間でも時間でも関係性でもなんだって、その人がその人なりの思いでつくって、生まれたものは、どんなものであれ特別なもので、〝つくる〟という行為こそが尊いことだと思うからです。年齢も性別も職業も関係なく、だれだって、なにかをつくりだすパワーも権利もあると信じているからです。

つまり!

◆〝つくる〟ことが好きな人、得意な人、つくってみたい人にとって、最高に居心地のいい場所
◆〝つくる〟ことを通して、新しい発見や刺激や出会いがある場所

を、パークは目指しています。

もうすこし具体的に。
オレンジパークが【クリエイターのサード・プレイス】として大事にしていること(特徴)をあげてみます。

・仲間が見つかる
・やってみたいことにチャレンジできる
・好きなこと、つくることに夢中になれる
・いろいろな人が集まっていて、ノウハウを共有できる
・学びがある
・ヒエラルキーがなく、マイノリティーもない
・互いにリスペクトを持つ

これらを大事にしているからか、「めっちゃいいね!」「おもしろそう!やろうよそれ!」って、〝YES!〟ばかりが園内にとびかっています。ぼくもいろいろチャレンジしやすいなぁと日々、感じています。「こうしたらもっと面白くなるんじゃない?」なんて提案もしてくれるので、より高めていけたり。


〝YES!〟しかないから、「なんでもできる」といえば、できちゃうわけです。どんなアイディアでも、むりかもと思っちゃうことでも、ほかでは否定されたことでも。みんなでやりたいこと、すきなことを尊重しあって、いっしょにつくってみることができる。それが、オレンジパークという場所です。実際にこれまでパークでは、今まで一度もイベントを企画したことない方々が、ドーンとライブやフリマを主催したり。おもいきって絵を描いてみたり。趣味でつくっていたものを売ってみたり。という、初めてがたくさんありました。

なので、もし、今やってみたいこと、好きなこと、夢中になっていること、誰かと共有したいことがあれば、その想いをぜひシェアしてください。パークでチャレンジしてみたり、ひとりでできないことならいっしょにつくってみませんか。なんでもできちゃうとはいえ、参考までにこれまでやってきたことを振り返りながら、「パークでできること」をご紹介します。

・・・

だめだ。ここまで書いて、長くなってしまいました。
「パークでできること」の具体例は、次回に!

つづく


文/大西健斗

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